美容外科のホームページには当院オリジナルの手法みたいた手術をよくみかけます。特に二重や眼瞼下垂の手術。
たとえば、、
新しい薬が開発された場合、臨床試験といって、人に使って安全かどうかの試験が行われます。患者さんには、今までの薬より、効果が高い可能性がありますが、予期せぬ副作用が起こるかもしれません、同意していただけるようなら、この新薬を使ってみましょうという感じです。こういう臨床試験がかなりの数の患者さんで行われ、結果、副作用よりも格段に効果が上まわるとなれば、国にみとめられた治療として出回ります。
それに比べて、、
美容外科も治療を継続させるために、日々あたらしいメニューがでててきます。新薬みたいなものです。アクアミドやオステオポール、FGF注入など。しかし、新薬のように、しっかりとした試験で検証がされていないことがほとんどです。厚生労働省の認可されていなきものはすべてです。薬に限らず、数種類もある埋没法などの手術にしても、優越を比較した研究もなければ、どれくらい効果があるかなどのデータはありません。学会でもそういった有効性に関し、優越を調べた発表はありません。
患者さんのトラブルが多いものは自然にメニューから消されていきます。患者さんは大きな被害を受け、金銭的な賠償は受けられたとしても、精神的な苦痛を背負います。また、その中には美容施術を受けようとした自分を責める人も多いです。責められるべきはやはり、クリニック側です。HPで釣るようなことはせず、きっちり、メリットデメリットを説明して、いろんな覚悟をして治療をするという形でなければいけません。
保険診療はメリットデメリットを十分に説明した上で手術を行うよう指導されます。また、保険診療では、症例写真などを見せることはありません。患者さんの情報漏洩につながるからです。美容外科医がインスタなどにあげている症例写真はモニターということで許可を取ってるでしょうから、それは良いのですが、きれいにいったものだけを出してるのがよくないです。すべての症例がうまくいった!腫れない!内出血もない!ラインもばっちり!なんてことは、絶対にありません。うまくいくとこうなるし、もちろんこうなるように手術には最善を尽くすけれど、腫れたり、二重の幅がうまく出なかったり、取れたりすることはあるよって伝えて、そういった症例写真も、見せてあげるべきなのです。




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