ボトックス治療のいろいろ

美容

ボトックスとはボツリヌス毒素製剤のことで、この薬剤は筋肉を麻痺させる作用があります。

麻痺させるというとちょっと怖いように聞こえますが、美容以外にも病気の治療として確立されています。例えば、痙縮とか痙攣とか、無意識で筋肉が拘縮してしまうような状態、わかりやすくいうとこむら返りとか筋肉が勝手に強い収縮を起こしてしまうような状態ですね。こむら返りはストレッチでなんとか回復しますが、神経系の病気による拘縮や痙縮は薬を飲んでもなかなか治らないため、このボトックスを注射して強制的に収縮を止めます。肩こりにもボトックスが使われたりします。

美容では主におでこのしわ、眉間のしわ、目尻のちりめんじわ、顎の梅干しわなどのしわを減らすために用いられます。その他にも咬筋(通称エラボト)や僧帽筋、腓腹筋(ふくらはぎ)に打って、筋肉を痩せさせてボリュームを減らす施術もあります。

おでこのしわを無くしたい!

おでこのしわは前頭筋という筋肉が動くことで生じます。写真のような感じで満遍なく7−8箇所に打ちます。打てば打つほど、筋肉は動きにくくなります。つまり打てば打つほど、しわはなくなりますが、おでこに板が張り付いたような感じで、まゆの上げ下げの動きはなくなり、まゆが下がることで眼瞼下垂症状が出ることもあります。多少は動いても良いくらいの量にしておくほうがいいです。外側に打つと眼瞼下垂が出やすいですが、打たないと外側のまゆが上がるヒアルロン酸もそうですが、控えめにしてリタッチしていく方がうまくいきます。

ボトックスを外側に打たないと、まさしくこのような外上がりの眉毛になりますよ!!

眉間にしわがいかないようにしたい!

眉間のしわは皺眉筋、鼻根筋、眉毛下制筋が動くことでできます。下の写真のような部位に打ってあげます。これで、どんなに困っても眉間に皺がよらなくなりますし、眉間はツルツルになります。

目尻のしわを無くしたい!

目尻のしわは眼輪筋の動きでできます。眼輪筋は目の周りを一周しており、目を閉じる働きをしています。だから、打つのは目尻ぐらいにしておかないといけません。目尻にうつくらいなら、顔面神経麻痺のような目にはなりません。

顎のしわしわをなくしたい!

あまり気にしてない人も多いのですが、ちょっとご自身で確認してみてください。プクッとしてこじわができるようなら、打つとつるんとした顎になりますよ。打つ位置だけ間違わなければ合併症もまずおこりません。

えらを無くしたい!

咬筋に注入します。咬筋とは咬む筋肉ですね。この筋肉が発達してる人は、エラが張った下膨れのようなフェイスラインになっています。ですので、この筋肉を麻痺させて動かないようにすると、自然と筋肉が痩せ衰え、フェイスラインがすっきりします。お気づきかと思いますが、ボトックスには、筋肉の動きをとめて、しわを作らないという作用と、筋肉を痩せさせる効果があるのです。咬む筋肉を麻痺させたら、噛めなくなるんじゃないの?と心配になるかもしれませんが、噛むための筋肉はまだ、他にもあるので大丈夫です。

首を長くしたい!

もちろん、首が長く伸びるわけではないです。僧帽筋という筋肉が首の後ろから背中にかけて存在します。首から扇状に広がりますが、あまりに発達して広く広がると首が短く見えます。ですので、この筋肉の首から肩にかけて打ってあげると、筋肉が痩せて首がほっそり長く見えるということです。たくさん打ちすぎると首が疲れやすくなったりしますので、注意です。

ふくらはぎを細くしたい!

ふくらはぎをには、こむらかえりを起こす腓腹筋という筋肉があります。この筋肉に打つことによって、筋肉が痩せて足がほっそりみえるという効果があります。こちらも打ちすぎると、すぐに歩き疲れが出やすくなるので注意ですね。

他にも…

ガミースマイルを治すことも可能です。口角をあげたり、唇のしわを減らしたりと、さまざまな筋肉に打っていろいろな効果をだすことができます。

ただ、あまりに打ちすぎると筋肉は痩せていき、張りはなくなっていきます。その点を注意しないといけないので、また、耐性を作らないためにもできる限り、打つ感覚をあけましょうね。

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